サークル名: | white mist |
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販売日: | 2020/11/27 |
作者: | white mist |
作品形式: | ボイス・ASMR |
年齢指定: | 18禁 |
その夜、駅の改札を抜けようとしていた私は、急に後ろから引っ張られた。
「さっきそこで別れてたの、小島だよな。お前、今日は鈴木さんと飲むって言ってなかったっけ?」
そこにいたのは彼氏の伊佐さん。
端正な顔立ちは普段以上に研ぎ澄まされて、メガネの奥の目が据わっている。
まさか見られたなんて……私の背中をひやりと冷たいものが走った。
私だって知らなかった。
鈴木さんと二人だと思ってお店に行ったら、小島くんしかいなかったんだから。ほのかな好意を伝えられたけど、もちろんしっかり断った。
でもそれを伝えるより先に、伊佐さんは問答無用と私の手をとって囁いた。
「……おい、俺を出し抜くなんていい度胸だなぁ」
そのまま彼に連れられたのはホテルの一室。
いつになく性急に脱がされて、次に手を縛られて──目隠しもされて。
「まじで気がおさまらねえわ。これはお仕置きだな」
「何する気って? そりゃあイイコトだよ。……覚悟しろよ」
まるでいつもの伊佐さんじゃないみたい。
こんなふうに嫉妬するなんて思わなかった。
でも荒っぽい言葉とは裏腹にその指先は優しくて、恥ずかしいけど気持ちよくて、もっと欲しくて……
わけもわからないまま、伊佐さんに溺れていく──。
- 01話《強引に手を引かれ》(02:25)
- 02話《深くつながる夜》(25:46)
- フリートーク(三橋渡)(08:40)
伊佐 岳史(いさ たけし)
社会人五年目。27歳。
身長180センチで細マッチョ系。趣味はボルダリング。短髪で、目鼻立ちがはっきりしている。目が大きく視線が強いため、見つめられると緊張する人多し。
口は悪いが人情味があるタイプ。社内での人望も厚く、特に後輩から人気がある。
かわいい彼女がかっさらわれそうで、いつも気が気じゃない。社内恋愛を隠していることに不満がたまっている。